
| セラピードッグとは... | |
セラピードッグは米国で50年の歴史を持ちます。![]() 日本でも補助犬という人を助ける犬について、徐々に認識が広まってきています。 盲導犬、聴導犬、そして肢体が不自由な人の動作介助をする介助犬。 そしてスタンスは違うのですが、さらに医療の現場で独自の働きをするのがセラピードックです。 セラピードッグというのは、動物介在療法(AAT=Animal Assisted Therapy)ということになりますが、 犬は人間と違い話すことができません。 では、どうやって人を癒し社会復帰に導くのでしょうか。 セラピードックの主な活動は、老人ホームや病院への常駐及び訪問。お年寄りや病人とふれあいを持つことで、回復が進みます。 それはなぜ? たとえば、動物に触れようとすることで、リウマチで動かなかつた手が徐々に動くようになったり、寝たきりの人が起き上がろうとしたり。また、痴呆の人がお気に入りのワンちゃんの名前を覚え、声をかけることで症状の進行が緩和されたり。 また、閉じこもりがちな人の気持ちを癒し、犬とのコミュニケーションをとろうとすることにより、本人のかたくなな心もほぐれていくことも。 そして癌の延命までも! しかしおとなしいペットの犬なら、みんなセラピードックになれるのかというと、 そうではないのです。 きちんとした訓練が必要なのです。 コンパニオンドッグ(家庭犬)の基礎訓練に加えて、車椅子の相手との同時歩行や、 寝たきりの相手のベッドでの添い寝のマナー。 また、−対−での相手のほかに、病院や公共施設に出向き、多くの相手に接する機会が多いため、そういった場でのふるまいやコミュニケーションのとりかたもしつけられます。 セラピー・ドッグになるには40ものカリキュラムをクリアし、 1年くらいの地道な訓練期間が必要となります。 現在、日本にはセラピードッグが16頭しかいません。 しかし、雑種でも捨て犬でも障害があっても、 トレーニング次第でセラピードッグになることが出来るのです。 |
| セラピードッグについての基本Q&A (早分かりマニュアル) |
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| T セラピードッグについて | |
| Q1 | 盲導犬、聴導犬などの介助犬との違いは? |
| 盲導犬、介助犬などは、人間生活に必要な機能の一部を、身体的に不自由な人の代わりに担い仕事をする犬ですが、 セラピードッグは「心のケア」と「リハビリのサポート」を担う犬たちです。 |
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| Q2 | 病院に犬を訪問させて患者との交流を図っている所があると聞きますが違いは? |
| それは、AAA=Animal Assisted Activityと呼ばれていますが、 犬がトレーニングを受けていないので、単なる愛護での交流に止まります。 |
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| Q3 | トレーニングによる違いは? |
| 通常、犬の忍耐力は15分と言われています。セラピードッグの忍耐力は1時間〜1時間半に及びます。 トレーニングを受けていない犬は、患者さんに吠えたり、動作に対する危険性があったり、 それにより患者さんが怪我をするなどの可能性がありますが、セラピードッグは勝手な行動は一切しません。 |
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| Q4 | どんな犬がなれるのですか? |
| 犬種は問いません。資質があればトレーニングを通じてどんな犬でもなれる可能性があります。 現在、多くの捨てられて殺されてしまう犬を少しでも救うために、セラピードッグとして育成しています。 |
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| Q5 | 現在何頭くらいの犬がセラピードッグとして活躍しているのですか? |
| 現在、トレーニング中の犬を含め18頭です。 | |
| U セラピードッグの活動 | |
| Q1 | 日本での活動は、誰が始めたのですか? |
| 音楽家として渡米し、ライフワークとして80年代からセラピードッグを育成してきた大木トオル氏により、 米国での経験をもとに国際セラピードッグ協会が設立され、その社会啓蒙活動を行うと共に、 セラピードッグの育成とトレーナーの育成支援を行っています。 |
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| Q2 | 日本では、どんな活動をしているのですか? |
| 2001年に千葉県松戸市にセラピードッグ育成のための施設を建設、 同時に岡山市の介護老人施設で米国から連れてきた3頭とセラピー活動を始めました。 また、同時に東京都中央区で特別養護老人ホームの定期訪問を開始しています。 最近は、小学校などで授業として命を大切にする情操教育の訪問も行なっています。 |
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| Q3 | どんなことを実際にして、どんな効果があるのですか? |
| アイコンタクトしたり、相手のペースで一緒に歩行したり、添い寝したりすることにより相手と触れ合って、 老人などが不自由な手や体を動かしたくなる、名前を呼んだり話しかけたくなって言葉を発するようになる、など 「生きる力」を目覚めさせて、身体機能が回復したり、痴呆症が改善されるなどの効果を生んでいます。 |
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| V セラピードッグの組織 | |
| Q1 | どんな組織で構成されているのですか? |
| 大木トオル氏により、2001年に千葉県松戸市にセラピードッグ育成のための施設が建設され、 2003年3月に「国際セラピードッグ協会」がその普及と啓蒙を図る目的で設立、 2004年4月には「ユナイテッドアカデミー」がセラピードッグトレーナーの育成を目的に設立されています。 |
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| Q2 | 「ユナイテッド.アカデミー」の状況と内容は? |
| 現在は2年間の週末コースのみで、生徒数20名です。 来年度からは全日制コースをスタートさせます。 カリキュラムは、犬学、犬の行動学、グルーミング実習、ドッグマナー実習、動物衛生学、繁殖学など多岐に渡り学びます。 お問い合わせ先:国際セラピードッグ協会 電話:03−5537−2815 国際セラピードッグ協会ホームページ:http://www.therapydog-a.org |
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| Q3 | しずおかセラピードッグサポートクラブ設立の経緯は? |
| 2004年8月に沼津市で行われた「沼津サマーガーデン」の出演者として大木トオル氏がいらした際に、 彼のライフワークであるセラピードッグの啓蒙、普及活動の一環として犬も一緒に連れて来られ、デモやサイン会を開催、 また、この活動をテーマとした映画「犬と歩けば〜チロリとタムラ」の上映会も行ったことにより、 共感したメンバーで静岡県東部を中心にサポートする組織を立ち上げようとの話になりました。 |
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| Q4 | しずおかセラピードッグサポートクラブは具体的に何をしていくのですか? |
| 国際セラピードッグ協会に準じ、セラピードッグを活用した動物介在療法の地域における普及、啓蒙活動を推進すると共に、 不幸な捨て犬たちを保護し、セラピードッグとして育成する事により、人と犬との共生を推進して心豊かな地域社会を創造し、 地域貢献を図ることを考えています。 |
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| W その他 | |
| Q1 | 日本で捨てられて処分されてしまう犬はどれ位いるのですか? |
| 犬、猫を合わせて、公式には年間40万頭 (非公式には65万頭といわれています。) | |
| Q2 | アメリカなど、諸外国の捨て犬の状況や日本との違いはどうですか? |
| アメリカでは動物保護の法律が明確で犬達が守られています。日本も4年前に大木トオル氏達の活動が実り、 法案が改正されました。 |
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| Q3 | 大木トオル氏の経歴は? |
| 東京日本橋生まれ。全米音楽界に唯一東洋人ブルースシンガーとして、多大な功績を残し、アメリカに在住する世界的アーティスト。 ゼネラルプロデューサーとしても多くのビッグアーティストを育てると共に、国際特別講師として活動。 また、動物愛護家として日米の友好・親善に貢献し、現在世界へセラピードッグ(治療犬)の普及を20年に渡り行い、 障害者施設、老人施設等にて活動を続ける。 現在、国際セラピードッグ協会、ユナイテッド・セラピー・ジャパン代表、およびユナイテッドアカデミー学院長。 セラピードッグカリキュラムの考案者。 |
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